宇宙産業への積極的な振興を提案

 宇宙産業とは?

まず宇宙関連産業というとどのようなことを思い浮かべるでしょうか?第一にはやはりロケットやスペースシャトルではないかと思います。2015年にはドラマ「下町ロケット」が放送され、大きな話題となりましたし、そのイメージが強いでしょう。また2003年に打ち上げられ、小惑星イトカワへ到着し、サンプル採集を試みた後に数々のトラブルがありながらも2010年に地球に帰還したはやぶさなども記憶にあるかと思います。その他にも様々な人工衛星が我々の身近な生活に関わっています。

①気象衛星 ➡ 天気を予測する
②地球観測衛星 ➡ 地球環境の変化を監視するため
③GPS衛星 ➡ カーナビなど位置情報を把握するため

また、昨今の地球規模での気候変動や、安全保障、経済社会の環境変化等を受け、地球観測衛星の重要性が増しています。

成長が期待される市場規模

宇宙関連産業の世界市場は現在約45兆円ですが、2040年には140兆円規模まで成長するとされています。わが国の市場規模では現在は約4兆円程度だが、2030年代早期で倍の約8兆円を目指して取り組みが行われています。

大和市との関連性は?

 ある宇宙関連企業が令和6年9月に大和市内にテクノロジーセンターを構えました。この宇宙関連産業と自動車産業とは密接な関係にあります。日本の大手自動車メーカー各社も宇宙開発に参入を始め、自動車関連企業の人材や技術を生かす動きがあります。その中でも日産自動車は経営再建中であり、横須賀市の追浜工場や平塚市の湘南工場の閉鎖が取りざたされています。
 大和市内にはその関連部品企業も多く、それらの企業に勤める方々の雇用問題にもなりかねません。それらの企業の経営と雇用を守るためにも業態変化や技術革新、投資を促していくことが重要です。
また、神奈川県でも令和7年度は宇宙関連企業交流拠点事業費として予算をかけて前向きに取り組んでいます。市場規模の成長著しい宇宙産業と市内の自動車関連企業への経営サポートの面でも本市がこの宇宙関連産業へ積極的な関心を示すことで良い影響が与えられることが期待されており、市へ宇宙産業への積極的な関わりを提案しました。